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多謝 [ステーショナリー]

今朝、目覚めて、ありがとう。
水が使えて、ありがとう。
歯ブラシ出来て、ありがとう。
トイレが使えて、ありがとう。
朝、食べれて、ありがとう。
美味しい珈琲、ありがとう。

その歓びの言葉や励まし、
ありがとう。

その厳しい言葉、ありがとう。
僕の成長を促し、
人間としての幅を広げてくれて、
人生の滋味を深めてくれて、
ありがとう。

その経験、ありがとう。
この分、誰かの痛みを理解でき、
誰かに優しくなれるから、
ありがとう。

この事故の痛みや病気の苦しみ、
ありがとう。
この程度で済んで、
自愛の精神に気付かせて、
本当にありがとう。

この大空、ありがとう。
美しい景気、ありがとう。
心地よい風、ありがとう。

我がステーショナリー、ありがとう。
僕の文字を受け入れてくれて、
ありがとう。

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我が手帳よ、ありがとう。
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fILOFAX NAPPAミニ6穴

僕が必要とする情報のインデックス、
ありがとう。
僕の心のチューニング、
ありがとう。NAPPA君、
君がいてくれて大々満足!❢


このブログの場をくださり、
ありがとう。

最後までお読みくださり、
ありがとう。

貴方のご健勝を祈らせてくださり、
本当にありがとう!!
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時間 [ステーショナリー]

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スマホやタブレットは
時間を生んでくれる。
手帳や万年筆は
心を躍らせてくれる。

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Just A Manのペン、単機能。 [ステーショナリー]

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最近、単機能ボールペンを
こよなく愛でている。
黒か青のインクペン。
不思議でしょうがない。
若い頃から多機能ペンばかり
使ってきたし、集めてきた。
でも、使うのは黒か青だけ。
シャープペン機能は使わないし
赤も滅多に使わない。
なぜ、こんなにも情熱的に
多機能ペンを追い求めて来たのか。
今、つくづく単機能に魅力を感じる。
その機能のためだけの存在。
そんなに高価なものではない。
でもその機能だけはしっかりしている。
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まるで職人さんだ。
不器用だけど、
このことについては負けないよ、
この仕事には誇りをもってるよ、
これだけは譲れないものがあるのよ、
この道だけをこれからも掘り下げていくよ、
その先でその道のプロになれるよ、
余計なものは要らないよ、
必要なものだけ持って
身軽に行きたいのよ、と。
そもそも僕自身が単機能。
多彩な才能、オールラウンドな能力を
全く有していない。
でも少しの得意技はある。あとは駄目。
不器用ですから。
確かに広い視野でマルチな才能、
多彩な分野で活躍できたほうが
人生は楽しいのだろう。
でももうそんな歳ではないのだ。
仕事の道は一筋、
広げるべくは、興味の湧く趣味の世界を
自由気ままに。
だから、単機能のペンを使って、
使って、使い果たす。
自分の指紋が染み込む程、
深い味わいが輝く程にね。
Just A Manでいい。
それぞれの生き方、やり方で。
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思考と心の拠り所〜手帳の佇まい(24) [ステーショナリー]

誰もが不安を抱く。
それは人間なら当然で、
あのフーテンの寅さんだって
何の不安もなく旅していたわけではない。

片や、映画「ブリッジ・オブ・スパイ」。
アメリカにスパイとして潜入し、
CIAに逮捕されたソ連人アベル
(マーク・ライランス)は、
死刑宣告の可能性について、
彼に着いた弁護士ジム(トム・ハンクス)に言う
「不安があるかって?それは役にたたない」。

実に知性的で合理的。
感情は関係ないと。
不安に思ったところで、
何も解決しないのなら、
それは抱かないと。無の境地。
でも、人はそんなに簡単にはいかない。

「先回り不安」「取り越し苦労」では、
楽しい時間が過ごせず、
人生の時間が勿体無い。

内田樹氏は著書のなかで
「(中略)取り越し苦労は、
怒りや嫉妬と同じくらい人間の心身を
蝕む有害なものなんです。
(中略)未来予測の中のネガティブな
ファクターだけを拾い出してゆくのが
取り越し苦労。
(中略)無限の可能性の中から
限定した不幸な選択肢だけをよりのけて、
「これが私の未来だ」と思い込むこと。」
と言う。
(「身体の言い分」内田樹、池上六郎共著、毎日文庫)

勿論、何かに備えること、
懸念材料を予防しておくことは大事。
それは「取り越し」ではない。
要は、過剰な不安や心配を避けるべきと。

もう20年以上前から僕は不安なことを
システム手帳のリフィルに書き、
その瞬間で手放すことにしている。
結構、効果がある。
最近は、スマホのメモアプリに
入力することもある。
オフィスや自宅の書斎にいるときは
手帳を開けるが、
駅のホームや食事中、あるいは
トイレや風呂にいるときは、
スマホのメモ欄が最適。

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不安や心配を吐き出すように
書き込むと、自ずと頭が整理されて、
その不安の解消方法や問題の解決策が
ふと浮かんでくるから凄い。
断然、楽しく嬉しくなる。

よしんば浮かんでこなくても、
今自分に出来ること、
これからすべきことを、
列挙するだけでも、
かなり開放感、安心感が味わえる。

そんなふうにして、
もう手帳の数は膨大になった。
このリフィルの多くには、
不安や怒り、モヤモヤの解決策がある。

まあ結局は、悩んでも仕方ないこと、
怒っても独りよがりなことばかり。
成り行き任せ、レット・イット・ビーで
収束していくのだ。

心の落ち着き処。
それが、手帳であり、メモアプリ。

人は不安を打ち消すために
とことん努力を重ねるべきと、
根性論の書にはある。
一理あるが、そうとも限らない。
ある程度真面目に誠実に、
自分に正直に生きてきたのなら、
あとは人の評価など気にせず
成り行き任せ、天運自在で良いと
僕は思う。

先程の映画「ブリッジ・オブ・スパイ」で、
ソ連上空を撮影していたアメリカ空軍の
パイロットのパワーズは、
ソ連に逮捕された後、何とか帰国したが、
CIA等のアメリカ人の反応、対応が冷たい。
パワーズは、彼の帰国に寄与した
弁護士ジム(トム・ハンクス)に
打ち明ける。
「俺は国家の機密をソ連に話していない。
どうか信じてほしい」。
ジムは言う
「自分が確かなら、それでいい。
人からどう思われようと気にするな」。

僕はたまに手帳たちを蔵出しして、
読み返す。
思えば、自分にとっての、
お悩み事や不安ごとって、
何年経っても変わらないものだと、
つくづく自分を知ることになる。

手帳で思考や感情を整理している割には
何年も成長していないが、
これらの手帳記入があったからこそ、
今、自分は何とかこうして
生きていられるのだと確信している。

この手帳こそ僕が歩いてきた道。
不器用ながらも生きてきた足跡。
我が手帳たちに深謝。

明日からも前へ行ける。
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Next One、My Own Way~手帳の佇まい(23) [ステーショナリー]

朗らかで、のんびり、
まったり、癒やしの手帳がある。
レイメイ藤井のDavinci、
オールアースのバイブルスリム
(ジャストリフィルサイズ)、
ブラウン色、リング径11ミリ。
手触り滑らかでどこかしっとり。
職人さんによる丁寧な内装も
使い手に優しい。

このサイズと色合い、触感に
僕は惚れている。
一方で、この手帳を日頃
持ち歩いてはいない。
保管庫かつ、どこか鑑賞用。
でも手放せない大切な一冊。

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ところで、自己啓発の書には、
「壁があれば、自己努力で、
あるいは仲間と協力して、
知恵を絞り底力を発揮して
乗り越えよう。そこに成長がある」
と記してある。

僕は思う。ときに、
横切っても良い壁もある。 
避けて通って良い場合もある。

それは逃げではない。
何でも挑戦では、疲れてしまう。
次を狙えば。そういうこともある。
生きてさえいれば次がある。

「置かれた場所で咲きなさい」。
確かにそうだ。
自分に割り当てられた場所、
役割、任務を、とことんやってみようと。
その真剣さや懸命さの先に、
働く、あるいは学ぶ喜びがある。
それは真実だ。
一方、それが、自分に向かなければ、
あるいは人間関係等で
環境的に合わなければ、
我慢ばかりせず、方向転換して、
その場所を去って良い。

それは逃げではない。
何でも挑戦では、疲れてしまう。
次を狙えば。そういうこともある。
生きてさえいれば次がある。

余程誰かに、とてつもない迷惑が
及んでいない限り、
人からの評価は、どうでも良い。
自分の人生。
自分らしさを探がし、 
自分らしく生きる。
だからこそ、
人にどう思われるかを気にしたり、
人からの評価を期待してはならない。
流れの中で、次の一手は出てくる。

この手帳を
使いこなさないなんて勿体無い、
それが常識的な通説だろう。
でも僕なり愛で方がある。
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この手帳には、僕にとっての
大切な心構え等を書き込んだ
リフィルを綴じている。
いわば保管本。
そして何より、愛しく眺める。
朗らかさとゆとりを取り戻す一冊。
ゆくゆく別の使い方で出合うかも。

型破りでも横紙破りでも破天荒でも
特段構わない。
自分の人生、我が時間。
自分のやり方、生き方で。
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シックな相棒〜手帳の佇まい(21) [ステーショナリー]

文具の大きさや造形。
大きくごっついものより、
実用に適った佇まい、色合いに
無性に惹かれる。

それが高級品ではなく、
廉価なものでも、良いものは良い。
自分にとって心地よいものは
近くに置いて使いこなしたい。

安かろう悪かろうに、
真向こうから立ち向かうアイテムを
2点程、ご紹介。

レイメイ藤井の
Lacee(ラセ)ペンケース。
牛革の触感が柔らかで絶妙。
ペンは4本程度を収納でき、
移動先で使うならこれで十分。
牛革なのに価格は2千円台。

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もうひと品は、uni-ball ONE0.38
というゲルインクのボールペン。
「ガジェットに合うステーショナリー」
として三菱鉛筆が投入した、
JetStreamモノトーンコレクションの1つ。
適度なグリップ、シックなデザイン、
手帳の細いペンホルダーに入らなくても、
このペンのクリップ部分を
ホルダーの外側に引っ掛けて
収めることが出来る、適度な小ぶり。
実はこのペン132円。
替え芯も販売され、ずっと使える。

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手帳の傍らに置く、
いや手帳を傍らに置く、
存在感あるシックな相棒。
Just A Manの至福のひとつ。

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「CloseToYou」が聴こえる〜手帳の佇まい(20) [ステーショナリー]

わけもなく惹かれる。
歳のせいか、落ち着くのは、
ラク、クール、自由なもの。

猛暑日が続く。 
せせらぎに任せて、
流れる着きたい場所がある。
軽装、軽快、心軽やかに、
肩の力を抜き、もっと気軽に
自分が一番居心地の良い岸辺へ。

誰かへのポーズではなく、
気取らず、自分らしさだけを求めて。

fILOFAXの名品に
ホルボーン、バイブルスリムがある。
グレインバッファローレザーで、
革が乾いた触感で、大変柔らかく、
縫込み仕立てがスタイリッシュ。
超軽量なのにタフネス。
クールで風格もあるのに
気取らずフルに使える。

僕はこの一冊に自由をみる。
他にそんな手帳を知らない。

自由と言えば、
6月末から異常気象の日々、
昼間、しこたま仕事をして、
夜は、くぃーと、
冷たいビールを飲み干す。
この暑気払い、なんという自由!

自由と言えば、
僕にとっての名曲は
カーペンターズの
「CloseToYou(遙かなる陰)」。

♪「Why do birds suddenly appear
Every time you are near?
Just like me, they long to be
Close to you」♫


せわしく仕事をしながらも
涼風のごとメロディが流れ、
ラクなのだ。そして夜はビール。
この手帳を使っていると
そんなことを考える、
心のゆとりが生まれるのだ。

冷静かつ気楽に。
自由でいこうぜ。
夜の風呂上がりの、
冷たいビールまでの道程を!

わけもなく惹かれ、落ち着くのは、
ラク、クール、自由なもの。

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思い出の一本、ペンの存在 [ステーショナリー]

自分がこれまで愛用してきたペンの数。
愛用とまではいかなくても
使ってきた筆記用具の本数が
判る人は殆どいないのでは。

理屈抜きで筆記用具とは
そんな存在なのかもしれません。

数の覚えはないけれど
印象に残っているブランド、
今でも長年使い続けている一本なら、
あるのでは?

誰にでも手に馴染むペンがあります。
あるいは誰かからの贈り物として
記憶に残る逸品というのも。

僕は三菱鉛筆社のゲルインクボールペン
「JET STREAM」に出逢う前までは
PLATINUM万年筆社の
多機能ペン「DOUBLE ACTION」を
長年愛用していました。

黒と赤のボールペンと、シャープペンの
3機能を搭載した「DOUBLE ACTION」で
濃紺で光沢のある細いボディは
意外と重く、そこが大好きでした。
芯は赤を青に変えて、
十数年使い続けていました。

ときにその一部が故障し部品が破損して、
3回くらい買い替えたのも覚えています。
でも13年前に、手に力を入れなくても
滑らかに走り出すような
「JET STREAM」を知り
それ以来、ゲルインク一辺倒に
なったのでした。

でも不思議なもので、
手が覚えているです。
あの「DOUBLE ACTION」を。
右手の神経から脳に
インプットされているのです。

35年に及ぶビジネス人生で
最も長く愛用した「DOUBLE ACTION」。
右手が恋しがっているのです。

先月から僕はあの一本をネットなどで
探し続けてきましたが、
流石に市場にないようです。
そこで今週月曜、僕はそれに近い
「DOUBLE ACTION」を
横浜有隣堂で見つけて購入しました。
あの頃より少し太めですが、
色合いや風情はかなり近く、
軽すぎず、バランス良い重さがあって
かなり気に入ってます。
右手も納得してくれるでしょう。

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初心忘るべからず。
経年と共に失いつつある、
謙虚に学び続ける姿勢を
呼び戻す一本。

「JET STREAM」と併用し
愛用し続けていきます。
貴方にとっての一本は?


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適度な挑戦を続ける意味〜手帳の佇まい(19) [ステーショナリー]

日本の綴じ手帳の老舗
「能率手帳」を発売する日本能率協会は
40年近く前にシステム手帳ブランドを
立ち上げた。それがBindex。

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今では同社は「能率手帳」を
NOLTYというブランドで発売、
BindexもBy NOLTYと併記している。

僕はおよそ20年前に
このBlueのBindexを購入、
2年程レギュラーとして使用し、
その後、マーケティング等の
データ専用手帳にして、
今も愛用している。

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僕のBlue Bindex。
当時、シリアルナンバー付き

この手帳の良さは経年劣化を
殆ど感じさせないこと。
その革は多少の色褪せはあるが
全くといっていい程、気にならない。

時を経ても機能的で艶があり、
安定感、安心感では抜群の商品性を誇る。
流石のMadeInJAPAN。

僕らビジネスパーソンの処世術に
こういうのがある。
余生なことをしないこと、
余生なことは言わずに、
派手な振る舞いをせず、
目立たず黙々と、
品質や内面を磨くべく、
一途に業務に励むこと。
奇抜なアイデアとか、
トリッキーな企みはなしで
決して冒険せず、安定感を重視し、
コツコツ長く勤めあげること。

確かに手堅い。
安定的な収入を得るには
無難な考え方だ。
でも面白いだろうか。
ときに挑戦してこそ
仕事の厚みも弾力性も生まれ
躍動感を得られて、喜びがある。
一度切りの人生だから。

程々に、節度あり。
これが肝要。

そういう意味で
Bindexのシステム手帳は
頑丈で機能性があるだけでなく、
日本人好みのファッション性、
そこはかとない美が有る。
程良く冒険、挑戦している。

老舗ブランドの誇り。
長年に亘る蓄積。

400年前の中国の古典「菜根譚」では
努力について、
「拙速はいけない。時間をかけて
じっくり、慌てす諦めず、
1、2年でやめるのではなく、
10年、20年続けるつもりで」と説く。
その努力が真の実力へと結び、
道は拓けていくと。
「人間は苦労によって磨かれるのです。
大きくはばたいた先人たちは皆、
大変な苦労を経験し、その苦労を糧に
自分を磨いていったのです。
苦労から逃げたら大きな仕事は
成し遂げられません。
どうせ苦労するなら、明るくさわやかに。」
(「菜根譚」守屋洋、SB Creative)

73年前に誕生した能率手帳が
36年前に生んだBindex、
積み上げたバランスがある。


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贈り物。愛する女性からの〜手帳の佇まい(18) [ステーショナリー]

彼がその手帳を
奥さんから贈られたのは
16年前だった。

当時、僕は30歳だった彼と
日本橋や銀座でよく飲んだ。
「妻から先週の誕生日に貰ったんです」
と僕に見せてくれたのだ。
KNOXBRINのシステム手帳、
バイブルサイズ、15ミリ径、
カーフ革のダークブラウン。
日本製の手仕事、
柔らかな手触りが絶妙だった。

昨日、彼と5年ぶりに再開し、
食事をした。
彼はおもむろにKNOX手帳を
テーブルに置いた。
その瞬間、僕らの16年前が蘇った。
まだ新人だった彼と、
やさぐれて、荒々だったぼくと。

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今や彼のその手帳は
焦げ茶色の革が程良くしんなりとし、
光沢にも熟成の風情がある。

彼は16年のシステム手帳歴で
一度も他の商品を使っておらず
このKNOX一筋。
他に目移りしたこともないという。
奥さんが聞いたらどんなに喜ぶだろう。

そして特筆すべきは手書きのリフィル。
彼はこの手帳を
スケジュール管理にのみ使用。
100円ショップで
横線の入ったリフィルを買い、
1ページに1週間分の日付と曜日を
自分で書いているのだ。
朴訥な4月21,22日などの文字が並ぶ。
今どき珍しいこの手作り文具が瑞々しく、
僕は心を大きく揺さぶられた。

そして圧巻は、
その手帳の内側ポケットに
16年前当時の商品説明書が
未だに差し込まれていること。
一度も読み返してはいないというが
これを後生大事に保管しながら
持ち歩いているとは。

彼はさほど物に執着しない。
このアイテムはこのブランドでないと、
というのがない人なのだ。

そして素朴、純粋、静かなる夫。
そんな彼を長年愛する妻。
この夫婦は歳月と共に熟成されている。
その手帳の本革のように。

彼のKNOXには
奥さんの想いが宿る。
仕事のときですら
彼と時間を共にし、
彼を見守っている。

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