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本買えば、雪の暮 [BOOK]

去年の暮れからこの2ヶ月で
本を15冊買っていることに
先程気が付きました。
普段は月に5冊程度です。

仕事のため、思考の整理のため、
気づくとネットで、
あるいは書店で衝動買いしました。

この15冊のうち、残念なことに、
小説は1冊もなし。
10冊を読了しましたが、
読み返したくてたまらないほど、
僕にとっての良書ばかりです。
書棚のポジション争いに苦慮しつつ
どこか楽しいのです。

電子書籍の登場から久しいですが
僕は紙に焼いた活字が読みたいのです。

電子書棚の魅力を否定しません。
素早く的確に情報を伝えられる
デジタルの効果はてきめん。
文明の利器です。

そのうえで、僕は、
活字を束ねた本を生で読みたいのです。
そう、生で。
紙の手触りも嬉しく、
ページに指が触れた瞬間、
脳が動き出す感覚があります。
なんか、人間ぽいじゃないですか。

そして、拙宅の書棚に所狭しと
好きな本が並ぶのを眺めるのが、
たまらなく好きです。
暖かな部屋で大好きな本に囲まれ
ひとり静かに本を読む至福。

こんな寒い季節でも
週に一度は必ず書店に行きます。
そして何ヶ月かに一度は
何冊かをまとめ買いし、
帰路は書店の紙袋を手に
どこか心躍る足取りになっています。

「本買へば表紙が匂ふ雪の暮」大野林火

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